全ては革包丁を研ぐことから。【上野店・革職人への道】

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皆様はじめまして。mic上野店のアズハタです。

 

誰だ君は!?という方もいらっしゃるかもしれませんので(笑)、

まずは私の自己紹介をさせていただこうと思います。

 

私は今年の4月に財布職人を目指して入社しました。

製品の仕上げ作業などの研修期間を経て、

今はベテラン職人の先生方から、革財布や革小物の色々な技術を教えて頂きながら、毎日練習に励んでいます。

 

このmicショップブログで、そうした私の職人になるための取り組みや、革財布、革小物造りの技術、

また「ものづくり」にまつわる様々な事柄について、皆様にご紹介することで、

革財布、革小物を楽しむきっかけになればと思っております。

 

すこし固い感じになってしまいました…。

 

簡単に言えば、これは私の「革職人への道」という日記です。

 

あくまで日記なので、くだけた感じになったり(!)脱線したりするかもしれません(!)が、

温かいお気持ちで、お付き合いいただければと思っています。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

さて、そんな私が初めてやった仕事は、新品の革包丁を研ぐことでした。

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まず包丁の裏刃を平らにして(写真だとまっすぐに見えますが、微妙に歪んでいます)、その後に表の刃をつけるのですが、これが大変でした。。。!

 

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裏刃                             表

 

 

ずっとジャリジャリと研ぎ続け。。

。。

 

結局包丁を三本研ぐのに丸一日かかりました。指、腕は痺れ足と首は凝りました。

初めからくじけそうになりましたが裏刃を研ぐのは新品を下ろすときだけと聞き、くじけずにすみました。

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こんなに研いだんだから切れ味も良い!と思いましたが、先生の包丁と比べると、、

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先生の包丁                       私の包丁

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左:先生 右:私

 

 

、、先生の包丁は刃が平らで、幅も均等で、これが職人の包丁なんだと思い知りました。

 

 

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そして、革包丁は使い続けるとこんなに刃が減ります。

 

一体、何回研いだらこんなに短くなるんだろう、、

私もこの3本の包丁をこれくらいになるまで使い続けようと熱い気持ちになりました。

 

 

 

革包丁を研ぐということだけでも奥深い職人の世界に私は魅了されっぱなしです。

 

これからは、こんな練習の日々をこのブログで紹介しますので、興味ある方は応援して頂けると嬉しいです!

 

また、上野店では職人たちの仕事や財布の作り方の展示をご覧いただけます。

 

レザー好きな方、是非ご来店下さい!

 

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