細玉取り【上野店・革職人への道】

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みなさんこんにちは!上野店の小豆畑です。

 

クリスマスが終わると町の雰囲気がガラッと変わってラストスパートって感じがしますね!

私も新年を迎える準備をしなくちゃなーと思いつつゆっくり過ごしてしまっています笑

 

 

 

さて、今日は今年最後に教えていただいた技術『細玉取り』をご紹介します。

 

 

細玉取りとは、この画像のようにふちに革を巻き、そのきわにミシンをかけることを言います。

飾りや、端がほつれてしまう生地の補強の役割を果たします。

 

 

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細玉取りのやり方

キーケースでやってみました!

まず、外のポッケの淵に細玉取りをします。

最初に巻く革と品物のきわにのりをひいて貼り合わせ、幅をきめてミシンをかけます。

 

この時のミシンの幅で仕上がりの幅も決まります。

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次は後ろ側にくる巻く革のきわと、品物の裏側にものりをひいてぐるっと巻きます。

巻く革の真ん中にはのりをつけません。つけるとふっくらしなくなってしまいます。

 

巻いてしっかり乾いたらミシンをかけて出来上がりです。

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この調子で周りもぐるっとやってみます。

 

角のカーブは少し引っ張りながら貼ります。

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革を巻いたら、中作りと貼り合わせて仕上げミシンをかけます。

 

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完成!ミシンの押さえの跡がついちゃいました(>_<)

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これは細玉ですが、実は太玉というのもあります!

まだ教わってないのですが、教えてもらったらまたブログで紹介しようとおもいます^^

 

それではみなさん、よいお年を〜

 

 

 

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